如雲やま内(2)

【懐石・割烹料理 ／多治見市】

【 2019/10/08時点で営業の確認ができませんでした 】

総合

オススメ度（総合）

4.50

クオリティ:

オススメ度（クオリティ）

5.00

雰囲気:

オススメ度（雰囲気）

4.00

価格:

オススメ度（価格）

4.00

接客:

オススメ度（接客）

5.00

こんな時おすすめ：

デート|ファミリー|友達|一人|宴会|接待

ご利用金額：［昼］－ ［夜］－

遠くても、食べに行く価値のある店だから～多治見の友人イチオシの店だと姉が連れてってくれました。
まだ若いイケメンの店主が１品１品丁寧に作られているのが伝わる創作和食懐石のお店です。
カウンターと座敷だけで、店主が隅々まで気配りできる人数しか受け入れてないようです。おくどが中央にあり、カウンターの机の木もすばらしいもので、テナントながらも雰囲気抜群です。

雪￥3000をいただきました。

鮪の霜降りと舞茸の素揚げ大根のおろし・いくら乗せ～素揚げしてあるからか、大根おろしの味が、初めて味わう旨味凝縮でした。

胡麻豆腐・松茸・焼茄子・さやえんどう・柚子の椀物～胡麻の香りがものすごく香るトロトロの胡麻豆腐がすごく美味しかったです。お出しも、しっかりした味なのに濃くなく、かなりレベルの高い味でした。

鯛の蒸し寿司の餡かけ・菊花・しば漬け入り～餡かけになっているとは、変わっています。鯛がバサつかず、しば漬けがアクセントになり、散らした菊花がきれいな彩りとなっていました。酢飯と餡の出しの絡みが絶妙で美味でした。

八寸
　鯛とつばすの刺身三杯酢和え～酸っぱ過ぎず、白醤油が色きれいに仕上げていました。普通に醤油をつけるより、醤油に刺身の美味しさを邪魔されること無い食べ方で初体験で嬉しかったです。
　焼き茄子・柿・三つ葉・しめじの変わり味噌和え～焼茄子の香ばしさとまろやかな味噌と三つ葉の鮮烈さ、柿の甘味が美味しかったです。
　ペースト南瓜の白和え秋野菜のジュレ乗せ～ペーストなので、ホワッとしていて、きのこインゲン等の細かく切った野菜入りの出し汁ジュレがマッチしていました。
　麹・マスタード漬けのマスカット～マスタードの効いた麹にマスカットがこんなに合うなんて、ちょっとビックリです。フルーツが、お料理に変化している逸品でした。
　玉子焼、大栗渋皮煮、子持ち鮎甘露煮、チョロギ、チーズ～薄味ですが、しっかり味がついていてそれぞれおいしかったです。

秋刀魚のつみれ・銀杏型人参・小蕪・南瓜・蕪葉・紫菊花のとろみ餡煮～それぞれ煮てあり、後から上品なとろみ餡がかかっているのがわかります。微妙に違う味がしみていました。そして餡とそれぞれマッチしていました。つみれのフワッと食感がおいしかったです。

おくどで炊いた栗ご飯～うるち米だけで餅米は入ってないそうですが、艶々の１粒１粒がしっかりしているのに硬くなくモチモチした栗ご飯でした。おくどで炊くと炊飯器とこんなに違うのかなあ？とてもとても美味しい栗ご飯でした。おかわりは？ときかれましたが、気持ちは食べたくても、満腹でおかわりできませんでした。

なめこ・三つ葉の合わせ味噌汁～月によって味噌の合わせ方を変えているそうで、とても絶妙な、１口飲んだら思わず美味しい！と言ってしまう程の味噌汁でした。

白菜・蕪・人参・胡瓜の朝漬けと角昆布佃煮

枝豆アイス最中

どの料理も、おだしの美味しさに包まれていて、クォリティの高い逸品ばかりでした。
多治見だからか、器もセンス良い物ばかりで、まず目で満足してから、味で満足できました。
久々に大満足した和食です。
来年、テナントから出て、店を建てるとの事です。人気があるのも、当然納得します。
わざわざ行く価値がありました。
季節を変えて絶対また行きたいお店になりました。

帰りに店主自ら外まで見送ってくれて、足の悪い母を気づかってくれました。
予約必須です。

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